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ホーリーバジルはバジルと同じシソ科・メボウキ属に分類されるハーブです。丈は30~60cmほどに生長し、イタリアンなどでお馴染みのスイートバジルよりも香りが強く、スパイシーな香りとほのかな甘さ、ミントのような清涼感が感じられるのが特徴です。加熱しても風味が飛びにくいことから、ハーブティーや炒めもの、揚げものなど様々な料理に使われています。古くから人々に慕われてきた背景があり、「Holy Basil」=「聖なるバジル」と称され世界中で愛されています。
インドではサンスクリット語で「比類なきもの、比べることができない素晴らしいもの」という意味の「トゥルシー」と呼ばれており、ヒンドゥー教のクリシュナ神に捧げる神聖な植物として、昔から家や寺院の周辺に植えられてきました。また、インド古来の伝統医学であるアーユルヴェーダでは「不老不死の霊薬」とされ、数千年に渡りインドの人々に慕われてきた歴史があります。
日本には16世紀頃にインドからヨーロッパを経て伝わり、バジルの和名である「メボウキ(目箒)」という名称は、江戸時代に水に浸したバジルの種を用いて目に入った異物を取り除いていた習慣から由来していると言われています。
ホーリーバジルは、「アダプトゲンハーブ」の1つです。アダプトゲンとは、「服用者に無害である」「ストレスに対する抵抗力を上げる」「体調を整える」という3つの条件をクリアしたハーブのことを指します。世界中で5000種類ある薬草のうち、研究によって有効姓が認められたアダプトゲンハーブは、わずか25種類のみ。薬の副作用が心配な方や、普段から食事に気を遣われている方にも好まれています。また、カフェインが含まれていないため、年齢や時間帯を問わず誰でも気軽に摂取することができます。ホーリーバジルはアダプトゲンの中でも比較的入手しやすいため、継続しやすい点もおすすめです。
※アダプトゲンは安全性が確認されていますが、副作用が全くないわけではありません。摂り過ぎには注意が必要です。また、日頃から薬やサプリメントを服用中の方や持病をお持ちの方、妊娠・授乳中の方などは、医師または薬剤師にご相談のうえご利用ください。
ホーリーバジルには豊富な有効成分が含まれていることが研究で明らかになっており、定期的かつ長期的に摂取していくことで日々の健康をサポートします。特に忙しい現代人の皆さんには、ホッと一息深呼吸をして自分を大切にする時間が必要です。そのお供にホーリーバジルを取り入れてみてはいかがでしょうか。
私たちが育てているのは、ホーリーバジルの中でもオオヤ・トゥルシーと呼ばれる、日本ホーリーバジル協会の初代理事長・故大矢泰司氏が生み出した品種です。オオヤ・トゥルシーは大矢さんとダライラマ法王のご縁により、日本でも栽培できるようインド政府と共に研究し生まれた新品種で、「OCIMUM SANCTUM=HOLY BASIL=OYA TULSI」という名前をインドで正式に命名されたものです。その後、福島県で栽培を開始し、採れたタネが配られ、現在は日本で一番多く栽培されている品種となりました。今日はいい天気だFARMでも故大矢泰司さんの想いに共鳴し、ホーリーバジルの種を配る活動(トゥルシーヴァン)を続けています。
私たちは「ありがとう農法®︎」という方法でホーリーバジルを育てています。ありがとう農法®︎とは、肥料や農薬を一切使わず、大地や自然のメカニズムを信じ、すべてのいのちに感謝して「ありがとう」という意識を大切に栽培する農法です。植物が自力で養分を吸収し、健康に育つ「生命力」を最大限に引き出しあいます。私たちの目的は、人も動物も植物もモノも「みんないのち」であり「自然の一部」として生きること。私たちも日々それを目指して、全ての命と向き合い自然と共に生きています。
ありがとう農法®︎には「5つのものさし」があります。それらを使って豊穣につながり生命力にあふれたホーリーバジルをお届けします。
ありがとう農法®️は農業の方法論のように聞こえますが、これからの時代を生きるため大地から教わった「次の時代の生き方」になります。ぜひ農場にきて、共に大地の上ではたらきましょう。